ツタンカ一メンの黄金のマスク
「ツタンカ一メンの豆」
 古代エジプト第18王朝のファラオとして、ツタンカーメンが在位したのは、「紀元前1333年–1324年」の頃で、いまから、3300年余り前のことです。エジプト・ルクソ一ル(テ一ベ)の王家の谷にあるほとんどの墓は盗掘されていましたが、唯ー盗掘を免れ完全な姿で発掘されたとのことです。ミイラが納められていた棺は三重で、黄金の棺、そして木製の棺に、表は石造りの棺といわれ、さらに三重の厨子に納められていたとのことです。厨子と棺、そしてマスクはエジプトのカイロ考古学博物館に展示されていますが、ミイラはお墓に戻されています。
 このツタンカ一メンの副葬品の中にその当時食用されていたと思われるお豆さんが見つかり、栽培したところ3300年の時空を越えて現在に甦ったとのことです。これはえんどう豆の原種ではないかと言われていて、このお豆さんで、豆ご飯を炊くと、炊き上がりは普通の豆ご飯と変わりありませんが、3時間ほど経つと、白かった豆ご飯がお赤飯のように色づきます。