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2012/12/01



出典 兵庫歴史の道より 
https://www.hyogo-c.ed.jp/~rekihaku-bo/historystation/trip/html/road/road-sanyou.html
山陽道の基点は西宮で終点は下関である。西宮から東は山崎道、全体として「西国街道」と呼ばれることもある。古代の「大路」から江戸時代には脇街道に格下げになったが、西国大名たちの参勤交代の道として二間半(4.5m)の道幅で整備された東西交通の大動脈として機能していた。

県内では東から昆陽、西宮、兵庫、明石、大久保、加古川、御着、姫路、鵤、正条、有年などの宿がおかれた。県内では摂津国と播磨国を通過し全長約118qを測る。また、瀬戸内海は海路が盛んに整備され、輸送量が多い、疲労が少ない費用が安く上がるなど利点が多かったため、陸路より人気があったといわれる。物資の流通では主役の座を次第に海路に明け渡していった。


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2012/12/01