ツタンカーメンの豆のページ
ツタンカーメンの豆

 いつごろ我が家に住み着いたか定かでないが、もう何年もツタンカーメンの豆を植え継いでいる。大分要領がわかってきて途絶えずに咲き続けてくれている。蒔くのは11月3日と決めている。それまでに植えるところを耕して準備をしておく。我が家の耕作地は猫の額のような広さで残念なことには冬季は日照が短い。あの暑いエジプトで育っていたことを思うと寒くて時には雪が積もるところでよく育だってくれるものと感謝している。あの、何とも言えない濃いワインレッドの花を咲かせてくれると、今年もやった!!!の気分になる。初めは緑の可愛い小さな鞘であるが、成長するごとに紫色付いてくる。よく見ると、紫の色の鞘になる分と、緑っぽいままの鞘の分とその中間位と混ざっていることに今年気が付いた。紫色の濃い鞘の分は残して採種することにして、その他の分は豆ご飯にして食べた。その分も炊いてから時間が経つにつれてお赤飯色に色づいた。来年からもより色の濃い鞘のお豆さんを採種して、すべて、鞘の色が紫色になるまで頑張ろう。 2011.08.16