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焼成炉(窯)の紹介
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 窯は一斗缶(18g缶)を
 使って自作した。

 上蓋(耐火煉瓦2個)
 ------中蓋・自作---------
 焼成室
 作品を並べて積み上げる
 40個〜80個
 -----仕切り目板・自作----
 燃焼室
 木炭を600g詰める
 ----仕切り網・餅網-------
 腐食で2回くらいしか持たない
通気孔⇒空気室
 -----窯の底-------
 



 焼成室に作品を積み上げてある。

 焼成温度が高く、炉壁の鉄板の
 腐食が激しいので
 下の炉壁は炉壁が暑いうちに
 泥状の粘土を刷毛で塗り付けて
 そのまま焼成した様子  
 


 中蓋を上蓋にぶら下げている様子

上蓋の上にさらに耐火煉瓦を載せて
上蓋の隙間部分を板で覆っている
のは、テラスに蚊帳を吊ってその
中で焼いているのでそのまま燃焼
ガスを上にあげると蚊帳が焼ける
ので板で遮って燃焼ガスを分散
させるるための工夫である

 炉の全景

 カセットボンベ用ハンドバーナーで
 空気孔から燃焼ガスを吹き込む

 炎は消えない程度にコックを絞る
 20分〜30分掛かって燃焼室が
 200℃位になるまで気長に続ける

 その後バーナーでの過熱を止めても
 自己燃焼が持続し温度はどんどん
 上昇する

 様子を見ながら自力で燃焼が続かなく
 なったら、通気口から電気ファンで
 強制送風するとさらにどんどん
 温度が上昇し燃焼室は
 1000℃を超える。
 焼成室が1000℃を超えると
 粘土の種類によっては
 熔解が始まる。
 


 通気口(空気孔)は
 1/2インチ鋳鉄管の継手
 ティーズ(T's)を使っている

 ティーズの枝管継手部が
 外に出るのも炉内に入るのも
 できないように頑張っている

燃焼の様子
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 上蓋を少し開けて覗いた


 通気孔から燃焼状態を覗いた


 窯の中の温度を
 K型熱電対を用いて
 専用温度計で測っている

 従来はK型熱電対に
 mV電圧計を使って起電力を測って
 換算表から温度を求めたが、
 最近は直読できるメーターが安く
 手に入る

 左側が燃焼室・右側が焼成室を示す

燃焼室最高到達温度(1127℃)

      左側温度計・燃焼室
 焼成室最高到達温度(1050℃)
 
      右側温度計・焼成室