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  7N     元素名
name
窒素
Nitrogen
原子量
Atomic Weight
14.00674 安定同位体
Stable Isotope
 有 
 
族番号
Group
15 元素群
Category
金属性
Metallicity
非金属
Non-Metal
 
融点(℃)
Melting Point
-209.86 沸点(℃)
Boiling Point
-195.8 常温常圧での状態
State
気体
gas
 
密度(g/l)
Density
1.25 比熱(cal/mol℃)
Specific Heat
0.247 発見年
Discovery
1772
 
電子配置
Electron Configuration
He 2s2 2p3 原子半径(Å)
Atomic Radius
0.53
 
イオン化エネルギー(eV)
Ionization Potential
14.534 電子親和力(eV)
Electron Affinity
0
 
結晶構造
Crystal Structure
cubic 備考
note
 





体の分子式はN2、空気の成分としては最も多く体積で約78%を占める。 アンモニウム塩、硝酸塩、タンパク質、 アルカロイドなどとして生体中に存在する。
  工業的製法としてはもっぱら液体空気の分留によっている。 純粋な気体を得るには、塩化アンモニウムと亜硝酸ナトリウムの濃溶液を混合し、70℃に熱する。 あるいはアンモニアを1000℃でニッケル粉末状で分解し、 窒素を冷却凍結して水素を分解すると最も純粋なものだけが得られる。
  精製するには、通常二酸化炭素、二酸化イオウは水酸化カリウム水溶液で、 水分は濃硫酸でそれぞれ吸収し、水素は酸化銅(II)で酸化してから脱水、 酸化窒素は熱した銅で取り除く方法が用いられる。
  酸素よりも水に難溶で、溶解度は2.942mg/100g(0℃)、 1.216mg/100mg(100℃)。 室温では不活性で燃焼を消すが、有毒ではない。 高温では他の元素と直接化合し、アンモニア、酸化窒素などの多くの窒化物をつくり、 また多くの金属とも窒化物をつくる。液体窒素は寒剤として用いられる。

(株)高純度化学研究所総合カタログより引用